【コラム】派遣という働き方のいいところとは?

2021.10.29
コラム
2021.10.29
【コラム】派遣という働き方のいいところとは?
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「派遣で働くことに不安を覚える」という皆様に、不安を解消できる情報です。


<派遣法と労働基準法で守られています>
正社員とは違う雇用形態の派遣社員ですが、正社員と同じく労働基準法はすべて適用されます。
労働基準法は労働時間や休日、賃金などの最低基準を定めた法律で、
例えば労働時間は1週間40時間、1日8時間まで、
休日は毎週1日、もしくは4週間を通じて4日間が確保されていなければならない
といったように、労働者を守るための決まりが細かく設定されています。
派遣の場合、雇用関係を結ぶのは派遣元である派遣会社です。
実際に就業するのは派遣先です。
労働基準法においては労働契約の締結や賃金の支払いは派遣会社が、労働時間や休日などは派遣先が管理することになります。
条件を満たせば社会保険に加入しますし、正社員と同じように有給休暇が付与されます。
産前・産後休暇(休業)も取得できます。
労働者が享受できる権利は正社員であっても派遣社員であっても変わります。

<派遣会社がサポートをします>
派遣の場合は派遣元である派遣会社と、実際に就業する派遣先の2社が存在します。
正社員として働く上で起こったことはすべて就業する会社と直接やりとりする必要があります。
一方、派遣の場合は自分と派遣先の間に「派遣会社が存在する」のが特徴です。
仕事をする上で困ったことが起きた場合には、まず派遣会社に相談し、派遣会社が派遣先に伝えます。
「直接言いづらい」ことは派遣会社が代弁します。
さらに派遣会社は働き始めてからも仕事上で問題がないか定期的にサポートをします。
こうしたサポートは正社員にはないメリットです。


派遣会社が間に入る安心感が、派遣という働き方にはあります。
派遣のメリットや直接雇用との違いをよく理解した上で、自分のライフスタイルに合った仕事を選びたいものです。