【コラム】就職に役立つ資格ってどんなもの?

2021.12.16
コラム
2021.12.16
【コラム】 就職に役立つ資格ってどんなもの?
qualify-img01.jpg

「資格を持っていると転職に有利になる」という話を耳にした方も多いのではないでしょうか? 

確かに資格を保有していれば、専門的な知識やスキルの証明にもなります。
また、企業からも信頼されやすくなるでしょう。

とはいえ、一口に「資格」といってもその種類・種別は多岐にわたります。
例えば、中小企業の経営課題を解決する「中小企業診断士」や、
簿記の基礎知識、計算能力などがあるかを確認する「日商簿記検定」など、
現代には様々な資格が存在します。

「転職に必要な資格とはいったいどういったものなのか?」
今回は転職と資格に関する情報をまとめました。

<就職や転職、社内で役立つ資格>
中小企業診断士 (多くの業界で評価は高く、大企業でも取得を奨励しています)
宅地建物取引士 (決して簡単ではありませんが、企業のニーズも高い資格です)
登録販売者 (有資格者は小売店でまだまだ不足しています。特に女性におすすめです)
税理士 (経験があれば独立にも転職にも役立つ有望資格です)
電気工事士(第二種) (未経験者でも独学から取得可能です)
基本情報技術者 (ITの経験があれば同業界への転職が有利になります)
応用情報技術者 (基本情報技術者よりさらに転職が有利になります)
日商簿記検定 (実務経験があれば採用は有利です。できれば2級取得が望ましいです)
管理業務主任者 (マンション管理会社では必要な資格です)
危険物取扱者 (特定の施設や設備で需要があり、必要性が高い資格です)
消防設備士 (消火器などの設備を点検するための国家資格です)
保育士 (就職先は多数あります。待遇は就業場所次第です。)
測量士補 (高校2年生レベルの数学が分かれば合格できます。土木建築系の会社では就職に有利になります)
旅行業務取扱管理者 (旅行業界では是非欲しい国家資格です)
衛生管理者 (会社で信頼されている社員という証となる資格です。受験制限があります)
TOEIC (スコアが高ければ新卒採用の際に評価する会社も多い資格です)

就職や同じ業界での転職に役立つ資格をあげてみました。
これらの資格は社内での評価アップにも役立ちます。
中小企業診断士は汎用性が高く、いろんな業種への転職に役立つ資格です。
40代、50代ともなるとやはり未経験で他業界への転職は難しいようです。
実務経験プラス資格で就職や再就職がしやすくなります。
ただし、語学力関係の資格はそれ単独で就職できるものではなく、実務経験や
別の資格を求められることがありますので注意が必要です。


<特に女性におすすめの資格>
登録販売者 (2015年度より受験資格の制限がなくなりました)
保育士 (独学でも取得できます、未経験者でも就職可能です)
宅地建物取引士 (難関ですが不動産業界では必要となる資格です)
簿記検定 (2級が望ましいですが、3級でも就職に使えます)
社会保険労務士 (企業専属の社労士として活躍できる資格です。女性に人気)
介護職員初任者研修 (講座を受講すればどなたでも取得可能です)
ケアマネジャー (介護職員初任者研修からステップアップできます)
社会福祉士 (受験生の6割以上は女性です。30歳以上の再チャレンジも多い資格です)
旅行業務取扱管理者 (旅行関係の会社では必須、役立つ国家資格です)
消防設備士 (必要な現場では役立ちます。軽作業なので女性も活躍できます。)

登録販売者は2015年度の試験より受験資格の制限がなくなりました。
狙い目の国家資格です。特に女性におすすめです。


<シニアでも取得すれば就職につながりやすい資格>
電気工事士 (就職につながりやすく役立つ資格です。現場経験も重要です)
危険物取扱者 (学習の仕方次第では短期合格可能です)
ボイラー技士 (大型の工場や施設で根強い需要があります)
消防設備士 (必要な現場ではすぐに役立ちます。女性にも人気です)
宅地建物取引士 (難関ですがすぐに役立つ国家資格です)
電験三種・電験二種 (電気の業界ではかなり役立つ)
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) (受験資格の制限があるので注意です)
管理業務主任者 (マンション管理士よりもおすすめです)

電気工事士は比較的短期間で知識ゼロからでも取得できます。
シニアでも就職につながりやすい資格です。
ハローワークでも講座を開催しています。


学校で学んできたことや在学中の成績、第一印象・人柄・コミュニケーション能力等、アピールする内容はほかにもあります。
資格の取得は大事なことですが、それ以上に何が今の自分に必要なのかをよく考えていただくと良いかもしれません。